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今回は『プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術』を
読んでみたので、その感想を書いていこうかなと思います。
このページをササッと読めて、深く共感してくれたら嬉しいです。
それでは、どうぞー。
向上ポイントは『気付き』
すぐさま良い文章が書けるというのはやはり難しいですよね。
というのも、今までやってきた「自分なりのスタイル」というものを
修正 → 維持・継続 → 修正 → 維持・継続……
ということですから
時間が掛かってしまうのは仕方がないと思います。
(★ 簡単に言ってしまうと『トライ&エラー』の繰り返しですね)
けれどこの本では、そういった「修正すべき気付き」が多く書かれていますので
大変参考になる本の構成になっていると感じました。
一番のポイントは『個人のセンス』
文章を書く=最低限の日本語の基礎が必要となります。
けれども、義務教育を受けられる日本においては
最低限の日本語は、ほぼみなさんクリアなさっているでしょう。
それでは、そこから「差別化」するには?
他のみんなとは違う、文章を差別化する能力こそ
『センス』です。
センスは非常に抽象的な概念であり
人それぞれセンスが異なるため一概に言うことは難しい内容ではありますが
この本では、文章を書く上での「センスの磨き方」なる方法を
いくつもの例を用いて具体的に描かれているため
大変参考になる良書なのではないかと思います。
センスの次に必要なもの
一番大事なものはセンスと語りましたが
残念ですが、それだけでは文章は書きにくくなります。
やっぱり文章を書く上でサポートがあれば
便利になるでしょう。
そんなテクニックがいくつも紹介されていて
「速読しなくて済む本の読み方」や
「読むべき本選び方」
などにも詳しく言及しております。
また、文章1つを書くといっても
「目標や相手を想定し、内容を絞り込むこと」といった
とても重要で、具体的な事が描かれていますので
文章を書いている方、これから書きたい方ほか
サラリーマンや学生の方々にも、万遍なく読んで欲しい本だと感じました。
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