【1時間でわかる 図解 稲盛和夫の経営】の感想

書籍(の感想)

図解 稲盛和夫の経営早わかり【電子書籍】[ 皆木 和義 ]

今回は『1時間でわかる 図解 稲盛和夫の経営』の感想を書いていこうかなと思います。

このページをササッと読めて、深く共感してくれたら嬉しいです。

それでは、どうぞー。

稲盛和夫の哲学

本文では「哲学」と語っていますが、私的には『世間一般の常識的な理屈』だと感じました。

経営≒儲けるという理屈を積み重ねた結果、成し遂げているということ。

逆を言えば「社会の理屈から外れた方法」で儲けることをしてはいけない 

ということです。

お客様と仲良くする、取引先と仲良くする、従業員と仲良くする

文字にしたら非常に単純な・当たり前の事が書いてある……確かにそう思うでしょう。

ですが、これらをきちんと意識して誠実に会社運営をしている企業がどれほどありましょうか?

これらは1つ欠けても会社は回らない=儲からない

会社にとって良いことをする=結果、儲かる

……ええっと、感想文だけでササッとまとめてしまうと

非常に単純な文章だけで終わってしまいます。(笑

けれども、本書では上記の行動を土台として

初めて次の話「コミュニケーション」「努力」「数字(利益率10%、経費最小)」などの

具体的かつテクニカルな話に繋がっていきます。

社会人が1時間で読めるように要点と具体例が上手くまとまっている

1時間で理解を深めてもらえるよう主眼を置いて制作されているためか

理解しやすい図解の作り方、配置の仕方で構成されている本だと思いました。

この本を読んで実感したことは

物事の本質はシンプル。ゆえに実行し続けていくのは難しい』ということです。

たぶん、読んだら理解はとても簡単だと思います。

ただ、実行し続けていくのは結構難しいんじゃないかと思います。

けれど、それを突き進めていけば上手く行く、と判るのは

読んでいる人の後押しをしてくれる本じゃないかと思いますので

ぜひ一読をおススメします。

図解 稲盛和夫の経営早わかり【電子書籍】[ 皆木 和義 ]