![]() | 【中古】【古本】勝間式「利益の方程式」 商売は粉もの屋に学べ! 東洋経済新報社 勝間和代/著【経営 経営学 経営学一般】 価格:866円 |

今回は『勝間式「利益の方程式」』を読んでみたので
その感想を書いていこうかなと思います。
このページをササッと読んで、深く共感してくれたら嬉しいです。
それでは、どうぞー。
利益追求の枠組みこそ一番の近道
おそらく現代の社会人は
「平社員も会社の経営視点を持ち、利益を追求する考えも持つべきだ」
と思われている昨今……ではないかと感じています。
(現場猫で、上司にそう言われる画像を思い出しました……笑
けれどもそんな中この本を読むと
キチンとした「利益の方程式」を学ぶことができます。
そして何より図式として描かれておりますので
失礼ながらここだけ引用させて頂きたいと思います。
”万能利益の方程式
利益 = 顧客数 × (顧客当たり単価 - 顧客当たり獲得コスト - 顧客当たり原価)
結論から言うと
売上のみを重視するのではなく
『最終利益を追求せよ』ということです。
今までの経営は、私の言葉で表現しますと
「利益を簡潔かつ画一的に生み出す枠組みが確立されていない」
というのが問題でした。
けれども、もしこのシステムが確立されていれば
一現場の平社員さえも利益を生み出すことに意識を向けることができると
この本には描かれています。
枠組みからはみ出している物にも留意する
「利益」というものを実に様々な角度から追求する
この本にはその具体例がたくさん書かれています。
(例:売上、原価、時間、人……etc)
上記の方程式から、各々1つずつ細かい説明と
具体的な事例が書かれているため
少しずつ理解しやすい丁寧な構成となっている本だなと感じました。
また、上記の項目以外にも営業やマーケティングにまで言及し
「数字として表れない部分」までも気にかけて利益を追求する
という姿勢が、この本のデキの良さを現わしていると思います。
特に利益を上げるために「4つの原則」を本書では述べていますが
一番共通するポイントは
やっぱり『顧客を大事にする』という点ですね。
やっぱり利益を構築する枠組みに描かれない点というのは
正直出てきてしまうと思います……商売はお客様相手ですからね。
けれどもこの本はきちんとそういった観点にも目を向けて
ケアをしているのがとても優秀だなぁーと思いました。
常識とは違った角度からも重要
読んでいて、どの項目においても楽しむことができましたが
あえて興味を持ったポイントを例に出すと
値段を安く設定しても、必ずしも顧客満足度が高まる訳ではない
という点でした。
むしろ 始めは高めに設定した方が良い
と言う所も面白いと感じました。
このように意外な点を指摘してくれる内容が含まれており
そしてそれも「なるほど」と思わせてくれる点が
この本はとても楽しめて良いですね。
正直、値段以上に価値がある内容だと思いましたので
まだ読んでいない方は、ぜひ一度読んでみてはと思います。
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