![]() | 増補版 駆け出しマネジャーの成長論 7つの挑戦課題を「科学」する (中公新書ラクレ 722) [ 中原 淳 ] 価格:990円 |

今回は『駆け出しマネジャーの成長論 7つの挑戦課題を「科学」する』を
読んでみたので
その感想を書いていこうかなと思います。
このページをササッと読んで、深く共感してくれたら嬉しいです。
それでは、どうぞー。
実践主義から描かれるマネージャー論
この本は『マネジャーになっていくプロセス』を
丁寧に描かれており
作者が実体験した
「リアルな事例や、起こりうる事案を想定して対応・行動する」という
非常に良く出来た構成でできております。
本書にはマネジャーの「定義」がきちんと書かれてあるのが
大変好感が持てます。
その定義を常に念頭に置きながらページを読み進めていくと
とても理解が捗りますので
この本の構成力と大変よく出来ているなぁーと感じました。
他人に「(成果を出してもらう)仕事を」やってもらうのは高等技術
この本を個人的に
すごーく適当に・簡単に言っちゃうと
『(仕事などを)他人にどうやってもらおうか?』
ということです。
ですが
「部下に仕事をやってもらう」「子供に勉強をしてもらう」……など
人に物事をやってもらうということが
特に社会人の方なら
いかに難しいかお判りになるのではないかと思います。
怒鳴り散らして無理矢理させてしまう上司や親が居たら
今の時代じゃ「正直それはちょっと……」と思うでしょう。
昔はともかく、現代ではそんな力技なんてしにくい世の中である以上
「マネジャー側にも本当に様々なスキルが要求される」 というものを
「7つの課題」として具体例を挙げています。
その内、ほんのちょっとだけ掻い摘んで書きますと
① 部下を育成する
② そうするためには互いに目標を共有する
③ 共有するために交渉(話し合い・譲歩・飴と鞭)をする
④ やる気をアップ・維持してもらう
だと思います。(※ ↑これは完全に自分の個人的感想(解釈)です。
実際にはこの本を読んで頂ければ、より深い理解を得られると思います。
マネジャースキルは、社会人ならいつか誰にでも要求されるスキル
マネジャーと言いますが
一人でも部下を持てば「部下にいかに仕事をさせるか」という
問題は常に付きまとってきます。
そこを踏まえますとこの本は
むしろ若いうちからきちんと読んだ方が
早く社会に柔軟に対応できる知恵を
身に付けることができるんじゃないかと感じました。
この本は割と本当に
万人の方に読んで欲しい本だなぁーと
思いましたので、おススメしたいと思います。
![]() | 増補版 駆け出しマネジャーの成長論 7つの挑戦課題を「科学」する (中公新書ラクレ 722) [ 中原 淳 ] 価格:990円 |
