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今回は『赤字社員だらけでも営業利益20%をたたき出した社長の経営ノート』を読んでみたので
その感想を書いていこうかなと思います。
このページをササッと読んで、深く共感してくれたら嬉しいです。
それでは、どうぞー。
この本の本質を2つほど引用させてもらうとするなら
P42に
”右手にそろばん、左手に経営計画書”
これに尽きます。
簡単に言えば
一個人のサラリーマンでも
常に金計算とスケジュールは計画しておけ
ということでしょう。
あ……、もちろん自分だけの計算だけではなく
会社も含めてですよ? (笑
そして、この経営計画書の作り方と7つの設計図を作るという形で
この本は順に紹介しています。
個人的に、一番大切なポイントは
P46に
設計図のない家を「欠陥住宅」と呼ぶことはあっても
設計図のない経営を「欠陥経営」と誰も呼ばないのは不思議だ
と、著者はこう述べており
まさにその通りだと感じました。
具体的な7つの部分はぜひ本書を読んで欲しいと思います。
会社で使える人を見抜くポイント
会社で使える人の特徴は
自身で色々と動けて
どんどん新しい事をやって変化し続けていく人
だそうです。
そして、ずっと守りで変化をしようとしない人ほど
赤字を垂れ流していくだけの社員だそうです。
もしかしたら
ずっと守りでも生きていける業種(仕事)はあるかもしれないですけど
一般的なサラリーマンでは
「万年同じルーチンワーク希望!」……という訳には
いかないかもしれません。
「ふざけんな!」の中に価値を見出す
取るに足らない仕事に対しても
真摯に取り組める人ほど
優秀だと著者は述べています。
取るに足らない仕事……
例えば会社の『オフィス内清掃』を隅々までやれと
社長や上司に言われたらやります?
むしろ「清掃業者に頼め」って真っ先に思ったりしませんか?
もしくは、会社の敷地内の『雑草抜き』をやれと
言われたらどう思います?
自分の偏見ですが
9割以上のサラリーマンは「ふざけんな!」って
感じると思うんですよね。
まぁ、上司命令だとして渋々やるにしても
「なんで自分達がこんな事をしなきゃならないんだ」と
思いながら作業を進めると思います。
さて、ここからがポイントです。
こんな「ふざけんな!」と思う仕事でも真摯に取り組む優秀な人とはどういう人か?
例えばこうです。
『もし自分が何でも屋を開業したとして
清掃 or 雑草抜きという業務を客からお金を貰うとしたら、どうするか?』
と、作業をしながら思考を進めていく人だと思います。
作業の範囲、作業時間、範囲と時間で必要人数を算定
また、効率的作業を行うための手順の作成や必要な道具……等々。
始めは自分だけで開業するとしたら
まずどれ位の労力でいくら貰えれば自分自身は納得できるか?
= そしてそれは、お客側は払ってくれる額か?
このように簡単に羅列しましたが
以上の事を実際に身体を動かしながら連想することができます。
実は、こういう体験って
結構貴重だったりするんですよね。
追加で
「現場を知る」ってあると思いますけど
自分の会社だけの現場を知るだけでは
ちょっと勿体ないと思います。
むしろ若い内から、色々アルバイトして
多くの現場を知る人ほど
優秀な人材に育っていくんじゃないかなー?って感じますね。
以上のように取るに足らないと思われている作業内容でさえも
頭ごなしに否定するのではなく
体験を通して連想していけば
少なくとも
「9割以上の不平不満を言うだけの人達」よりかは
優秀な人が誕生するんじゃないかと思います。
結論
以上のように、他にもこの本には結構「強烈」な内容のことが書かれています。
さすがに全部を実行するのは難しいと思うので
自分に合いそうな所をピックアップして
『良いとこ取り』から初めてみるといいんじゃないかと
思います。
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